想念:心の考え、おもい・心の中に浮かんでくる思い。思想。
昨今、人々の、この「力」が弱くなっているように感じています。
わたしは小学6年生の時、作文に「ススキは話をする・・」と題して、作文を書いたことがあります。〆の言葉は「いつか聞きたいなススキのはなし・・」だったかな・・
「学校の帰り道、風の強い日にたくさんのススキが風に吹かれて「ざわざわ」と音を立てて揺れているのをみてススキたちがまるで生き物のように感情を吐き出しながら話をしているように感じて、おもわずそこに立ち止まって、目をつぶって耳を澄まして聞き入ったことがありました。そのことをおもい「詩」にしたのです。想像の世界です、その時先生にとてもいいとほめてもらったことを覚えています。
卒業文集に載せる作文に「これがいい」と先生に言われたので、わたしの卒業文集は、他のみんなとは違う作文が載っています(笑)何が違うかと言うと、卒業文集の大半はみんな六年間の想い出のような作文だからです。みんな、頑張った運動会や修学旅行の思い出話を書いている中、わたしは想像の世界の話で、ほかの人は現実の世界のはなしを書いているのですから、文集をみたときに、なんで先生は私の作文だけこれを選んだのか「いじわるか!」と思うくらいに思っていました。子供でしたからみんなとの違いに「恥ずかしいなあ」とさえ思っていたのです。ですがあれから何十年もたった今は、逆に私らしいと思って感謝しているくらいです。あの時先生はわたしをどんな生徒だと思っていたのだろう?・・今はもうわかりませんが・・話がそれたので戻しますが
これから益々大事じゃないかと思っているこの「想念・想像力」を意識的につかっていかないとわたしたちの「生きる力」がどんどん弱くなっていってしまうような危機感が心をざわつかせます。
現実を直視することも大事ですが、振り返ることは大して重要なことではないように個人的には思っているのですが、想像する力は断然大事で、未来に必要なのはむしろこっちだと思っています。卒業文集も本来は振り返るものではなくて未来へも希望のほうが、ワクワクしたりドキドキしたりして、想像力をフル稼働できてその力を鍛えられるのかもしれない。
「想像する力」は周りや他人を意識していては衰退してしまいます。今は特に、他人のことばかりに気が向いているように思えてなりません
わたしたちはひとりひとりの個人です。他人の人生に干渉している暇はありませんから、心が想像する、想いに意識を向けて力をつけていきましょうよ!
あの頃この頃を思い返すよりも、未来を想像するほうが形になりやすい!思考はどんな未来を想像してどんな未来に連れて行ってくれるのだろうか?すべては全部自分次第ですよ。
<先ずは自分を知ることからはじめて行こう!わなりさんがその手伝いをします!>
わなり
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